第4章 1st Night 【フェンリル・ゴッドスピード】※R-18
フェンリルはレイアを抱きかかえながらキスを繰り返し
そのままベッドへと運んだ。
そっと下ろしてからもキスをやめない。
「んん……っ」
時に深く舌が絡められ
かと思えば唇を優しく食まれ
繰り返しながら
フェンリルはあっという間にレイアの衣服をはぎ取っていった。
「レイア、綺麗だな…」
首元や胸元に散った赤い痕を指でなぞる。
「あのエロウサギ、派手にやりやがって…」
フェンリルは更にその上に痕をつけるのかと思いきや
赤い花びらの上をそっと舌でなめた。
首筋や胸元に舌が這い
レイアの口から声が漏れる。
「…ぁ……あっ…」
「レイア…声、もっと聞かせろよ…」
「…あ……フェン、リルぅ……っ」
鎖骨から胸元のラインを
フェンリルは丁寧に舌を這わせる。
濡れた胸元が光り
レイアを更に妖艶に見せた。
フェンリルはそのまま、下着を下げてレイアの胸を
ちゅっと水音を立てて吸った。
「ああっ…!」
レイアの身体がびくん、としなる。
「ここ…好きなんだな」
フェンリルはレイアが反応を示した場所を執拗に舌で攻める。
「あっ……ぁ……や…っ」
レイアの身体が何度も震える。
昨夜よりも急速に甘いしびれが広がっていく感覚がある。
「んんっ……ぁ…」
フェンリルはレイアの豊かな胸を中央に寄せると
二つの頂を同時に舌で舐め取った。
「あぁっ……あ…やぁっ……!」
与えられる刺激が倍になり、レイアの声がひと際響く。
「…たまんねーな」
フェンリルは、上気したレイアの顔を見つめ、満足げに呟いた。
「レイア…俺が思った通りの……最高の女だ」
「…フェン、リル…ぅ……っ」
もどかしげに名前を呼ばれ、フェンリルも熱っぽい瞳を向けた。
「そんな呼び方されたら……」
フェンリルの眉根が僅かに寄せられる。
「……本気に、なっちまうだろ……」
「あっ……!」
次の瞬間、鎖骨に甘い痛みが落とされる。
「……ぁ…」
フェンリルは再び唇を奪う。
「……んん…っ」
強く貪るように舌で口内を犯しながら
フェンリルの手は、レイアのスカートの中へ伸びていった。