第4章 1st Night 【フェンリル・ゴッドスピード】※R-18
「……んっ……んんっ!!」
唇を塞がれながら、フェンリルの指が下着越しに蜜壺の入口を撫で上げる。
腰がびくん、としなってしまう。震えるのが止められない。
喘ぎたくて、呼吸をしたくて、レイアは身もだえする。
その間も、フェンリルの指は攻めるのをやめない。
指と蜜壺を隔てる薄い布が
もどかしくて堪らなくなってしまう。
「……んはぁっ……はぁっ…はぁっ」
やっと唇が解放され、レイアの乱れた呼吸が肩を揺らす。
「……すげー濡れてるけど…いい?」
「…っ」
レイアは赤くなった顔を腕で隠そうとする。
それを肯定と取ったフェンリルは
そっとレイアの下着を下ろしていった。
「…ぁ……」
フェンリルはレイアの顔を覆う腕を掴んで上へずらす。
「顔……見てたい…」
「やっ…は、恥ずかしいか、ら……」
レイアの言葉は受け入れてもらえず、バイオレットの瞳はまっすぐ顔を見つめながら、下腹部からは甘い刺激が容赦なく与えられる。
「あぁっ……ぁ……っ」
水音が響き、指が抜き差しされていく。
「…んぁ……あっ……あぁ…」
フェンリルの指が増やされていく。
「んんっ……」
内腿に僅かに力が入り、レイアの眉根がふっと寄せられる。
「あ…痛い……?ごめん…」
「ううん…大丈夫」
「…もしかして、昨日、初めてブランと…?」
改めて言葉にされるとまた顔が赤くなっていくのを感じる。
レイアは黙ってこくんと頷いた。
「そっか…じゃあ……こっちの方がいい?」
そう言うとフェンリルは
蜜の絡んだ指で赤い蕾に触れた。
「…あぁっっ!!」
レイアの腰が大きくびくん、と震える。
「オッケー、こっちだな…」
フェンリルは繊細な動きでレイアの紅蕾を撫でまわした。
「あぁっ…ぁ……あっ……!」
指が蕾を攻めたてるたびに蜜がどんどん溢れていく。
フェンリルは更に胸の頂に舌を這わせた。
「あぁっ!!や……ぁ…ああっ!!」
胸の頂を舐めまわす舌の速度と
蕾を撫で上げる指の速度が更に加速していく。
水音は更にいやらしく部屋に響く。
「あぁっ……ぁ…あっ…ああぁっっ!!」
レイアの声が一段と響き、身体が弓なりに反った。