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【イケメン革命】月小屋へようこそ【R-18】

第33章 last 4d night【シリウス、セス】※R-18



「無理しなくていい……ゆっくりでいいから」


シリウスの低い声が上から落ちてきて、思わずレイアは見上げる。


潤んだレイアの瞳がセスから与えられる快楽に僅かに歪む。

それすらもシリウスに愛おしさを与える。


「……っ…そんな顔で…見つめられたら……」


シリウスは苦笑しながらも、狂ったように猛っていく己自身を抑えることが出来なくなっていった。


「もう…仕方ないわね……ここはwin-winでいきましょ?」


ため息混じりにそう呟いたセスは、律動を緩めた。

「さ、アリスちゃん…そんなに頑張らなくてもいいから、かるーく慰めてあげて?」


セスの言葉の意味を理解したレイアは、長いまつげを伏せ、はちきれそうになって苦しげなシリウス自身に舌を絡ませゆっくり含んでいった。


「………んっ……く……」


シリウスの口から僅かに声が漏れる。

セスはそのままゆっくりと律動を始めだした。



「……んん…っ……ぅ……」


搾り出すようにくぐもった声で啼きながら、レイアは必死にシリウスに尽くし、セスを受け入れた。


(……あぁ…もうダメ…わけがわからない……)


どこからの刺激が自分を高めているのか
境界線すらあやしくなっていく絡み合いの中で、レイアは遠のきそうになる意識を握り締めながら姿勢を保っていた。


「……そろそろ…限界だから…いくわよ、アリスちゃん?」


セスの律動がだんだんと速度を増していく。

レイアの余裕が消え、口元が動かせなくなる。



「…ぅ……んんっ……んぁ……あ……あぁっ…あっ」


肌のぶつかり合う音が高まっていく。

快楽の逃げ場を失ったレイアの手を、シリウスがそっと握った。


「つかまってろ?」

シリウスの汗ばんだ手のぬくもりが伝わってくる。

その温度を確かめる余裕もなく、レイアはひたすらその手を握り締める。


「あぁっ……ぁ…も……ダメ……やぁっ…ああぁっ……!」


「……レイア………全部、受け止めろ……っっ!!」

低くなったセスの声がレイアの背中に落とされる。

レイアとセスの身体が青白い光を放つ。


「…セス…さ……ぁ…ああぁぁっっ!!」


セスの白い欲は一気に注ぎ込まれ、そのまま溢れ滴っていった。




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