第29章 13th Morning【ヨナ・クレメンス】※R-18
ヨナの舌が頂に触れただけで、レイアは軽く絶頂を迎えてしまった。
蜜があふれ出すのをとめることができず、内股に生温かい感触が広がる。
「あ…っ…ヨナ……ぁ…っ」
瞳に涙を湛え、内股を微かに震わせるレイアの姿に、ヨナは自身の中心が熱くたぎるのを感じていた。
「……もう、抑えがきかないよ…」
「あっ…あぁっ……ヨナ、ヨナぁっ!!」
ヨナの繰り返される口づけの愛撫に呼応するように、レイアはヨナの名前を呼んだ。
僅かにピンク色に染まった滑らかなレイアの肌に、ヨナの唇が赤い花を咲かせていく。
素肌に落とされたその甘いしびれはヨナの熱い思いが込められているようでもあった。
状況を考えると、こんなことをしている場合じゃない。
今もこの上…ガーデンには
レイを始めとした黒の幹部たちにカイルもいる。
ランスロット様やエドガー、他の幹部も戦っている。
(そんな中…私……ヨナに抱かれて…)
与えられる快楽におぼれている。
「……早く楽に、してあげるから…」
ヨナが呼吸を乱しながら、レイアの脚に手をかけた。
「…ぁ……っ」
秘部が晒され、蜜の溢れた部分が空気に触れひんやりと感じる。
その冷たい感覚が、羞恥と期待をこの上なく煽る。
「……ヨナ……」
「…ん……?」
「……あの……早く…触って……ほし……」
泣きそうになりながら懇願するレイアの声を聞いて、ヨナは頬を一気に紅潮させた。
「レイア……仕方のない子だね、君って……」
ひざまづき上目づかいにヨナはレイアを見上げると、
視線を合わせたまま指で蜜壺を突いた。
「…ああぁっ…!!」
快楽にレイアの顔がゆがむ。
「ほんとに…どうしようもないな……そんなに…俺を煽って……」
「ああぁっ…んぁ……っ…あっ…あっ、ヨナ…ぁ…っ!!」
内腿が震え、蜜があふれ出し卑猥な水音を立てていく。
ヨナを見つめるその瞳からは涙がこぼれる。
「ヨナっ…ぁ……ヨナ、ヨナぁ……っ!!」
名前を呼ばれるたびに、ヨナ自身も切なさがこみあげる。
軽い絶頂を何度も迎え
蜜はとめどなく溢れた。
「……もう我慢できない…覚悟はできてるよね…」
熱っぽくなったヨナは立ち上がった。