第24章 11th Night【ランスロット・キングスレー】※R-18

「お前は何も悩まなくていい」

ランスロットの掠れた声が響いた。



「……ぁ…」


再び首筋が食まれ、甘いしびれが広がる。



「今目の前の俺にだけ集中しろ…」

「…ランスロット様…ぁ……」


ランスロットはレイアの身体を軽々反転させ、露わになった背中に唇を寄せていった。


「あぁっ……ん…ぁ……っ！」


思わぬところに与えられた甘い刺激が、再び全身に広がる。

レイアの身体がびくん、と震え、そのたびに長い髪がさらりと零れる。


「……んんっ…ぁ……あぁっ…」


蜜壺が再び潤いだすのにそう時間はかからなかった。

ランスロットもすぐそれを察知する。


腰から双丘にかけてをそっと撫でると、さらにレイアの身体が震えた。


「……はぁん……っ」


「欲しいか、アリス」


ランスロットの声は、抗うことを許さない。


「……はい……」


「では懇願するがよい」


ランスロットが焦らすように双丘を撫で回す。


「……ぁ……お、お願いします……ランスロット様……」


後ろを振り返るようにレイアはランスロットを見上げた。

その潤んだ瞳がランスロットを更に煽る。



「いい目だ…では褒美をやる」


ランスロットはレイアの腰を掴んで起こすと、濡れそぼった蜜壺の入り口を晒した。


「……ぁ……っ」


ランスロット自身の先端が触れ、びくん、と身体が震える。


「受け止めるがいい」


「……あ……ああぁっ！！」


ランスロットのそれは、今までの誰よりも熱く感じた。


深く深く奥まで沈められたランスロット自身は、その熱をレイアの全身へと伝えていくかのように徐々に動き出していった。


「…ぁ……あぁっ……ん…あっ…あっ……！」


えぐるように鋭い律動がレイアに与えられる。


ランスロットはレイアの髪を片側に寄せ、顔を後ろに向けさせた。


そして、うっすらと涙の浮かんだレイアの目元をそっと拭う。


「いい顔をしている…っ」


「あぁんっ！！…ぁ……ランスロット様…っ！」


「…アリス…っ……存分に…啼け……っ！！」


ランスロットの言葉に興奮が滲む。

それが更にレイアの快楽を高める。



律動は更に速度を増していく……。