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【イケメン革命】月小屋へようこそ【R-18】

第24章 11th Night【ランスロット・キングスレー】※R-18



レイアが掴むシーツのしわが深くなっていく。

ランスロットは最奥を確実に突き続けた。
そのたびに、絶頂への扉がノックされる。


「ああぁっ…あっ……ダメ…ぁ…んっ!!」


お互いの肌は汗で艶めく。

ランスロットの額からも汗が流れ落ち、王者の風格を残しながらも余裕はかなり失われているように見えた。


「…アリス……お前の力…貰い受けるぞ…っ」


乱れた呼吸でランスロットがそう告げると

腰を掴む手に力が込められ、一気に貫かれた。


「ああぁっ!!ランスロット様ぁっ!!」


叫びにも近いレイアの声が部屋に響く。

律動の度にレイアの髪が乱れ揺れる。


畳みかけるようなランスロットの動きに
レイアは降伏するしかなかった。

その与えられた全てを受け止めるように
快楽に身をゆだねていく。


「あぁっ…ぁ……んっ…ランスロット、様…ぁ…っ!!」


絞り出されるようなレイアの声と同時に

二人の身体は青白い光を帯びた。



ランスロットはレイアの腰を力強く押さえこみ
最奥へ己の白濁を放った。










レイアの内腿を伝う白い河を見下ろしながら
意識を手放し横たわるレイアに

ランスロットはそっと手をかざした。


「…もう少し楽しませてもらうつもりだったが……」


自嘲の笑みを浮かべる。


「これ以上肌を重ねては……俺の心が持たん」


ランスロットの瞳が深紅の輝きを放つ。



「……今宵のことは全て忘れ、朝までゆっくり眠るがよい……」



かざされた手から赤い光が放たれ
レイアを包み込んだかと思うと、すっと消えていった。



「これで……これでいい…」



ランスロットは、誰にも見せたことのないような柔らかい笑みを湛えて、

眠るレイアの横顔を眺め髪を撫でた。






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