第20章 9th Night【エドガー・ブライト】※R-18
エドガーはレイアの身体を反転させうつぶせにさせると
そのまま覆いかぶさった。
「……ぁ…」
エドガー自身の重みで身体が圧迫される。
そして、エドガーの服が背中に触れ、脱いでいるのは自分だけだということに改めて気付かされる。
「…俺はレイアの力が欲しいだけだからね、どんどん入れていきますから」
そう耳元で囁くと、腰を捉えて四つん這いにさせた。
拘束された手首の手錠が、僅かにきしんでレイアに痛みを与える。
背後でベルトを外す金属音と絹すれの音がしたかと思うと
蜜で溢れかえった蜜壺に、熱く固いものが触れた。
「あぁっ…!」
突然のことにレイアの身体がびくん、と震える。
「まだ入れていませんよ?これだけで気持ちいいのですか?」
「あ、その……っ…あぁっ!」
エドガーは己の先端を蜜壺へあてがい、上下に動かして更に焦らした。
時折レイアの紅雷をかすめると、レイアの身体が大きく揺れた。
「あぁっ!!……ぁ…っ……はぁっ…!」
何度か往復するうちに、不意にエドガー自身がずずっと蜜壺へ沈んでいった。
「ああぁっ!!」
ひと際大きくレイアの身体がしなった。
「はぁんっ!あっ……ぁ…っ……あぁっ…!」
エドガーはゆっくり動かしていく。
「あぁっ、エドガーっ……ぁ…あぁっ…」
エドガー自身が、レイアの最奥を確実に突いてくる。
「ここ……ですね…っ!」
「あぁぁっ!!あ、そこ…ぉ……気持ちいい…ぁ…」
レイアに掛けられた手錠が音を立てる。
快楽に耐えきれず掴まれたシーツのしわが深くなっていく。
拘束され、とらわれているレイアを後ろから攻めることに
エドガーは征服欲を満たすことができていた。
(これは……楽しめそうですね…っ)
エドガーの律動が速められていく。
「あ…だめ……ぁ…エドガーっ…イク…イッちゃうぅ…!!」
奪われた視界が否応なしに快楽の中心へと全ての意識を引きこんでいく。
「…レイア……好きなだけ…イッて下さい…っ!」
「あぁっ!!だめ……!!…ああぁぁっっ!!!」
レイアの身体は大きく揺れて絶頂へと導かれた。