第16章 7th Night【ゼロ】※R-18
ゼロはレイアの両足を抱え、蜜壺を晒した。
濡れそぼったその中心が、蜜で溢れかえっている。
ゼロ自身がそこへ深く沈みこんだ時
レイアの身体が弓なりに反りかえり、甘い声が響いた。
「あぁぁんっ……あっ…んぁ……っ!」
ゼロはそのまま、動かさずにレイアに覆いかぶさると
体温を共有するかのように肌を重ねた。
レイアと、吐息のかかる距離まで顔を近づける。
ゼロの瞳は深い青色だ。
その瞳に、レイアの顔が映っている。
下腹部には、ゼロから与えられた快楽がレイアの中に広がっている。
しばし見つめ合った後、どちらからともなく二人は唇を重ねた。
それを皮切りに、ゼロの律動が始まった。
「……んんっ…んふっ……んっ……」
唇を塞がれたまま、声を押さえることもできず
レイアの苦しげで甘い呻きだけが響く。
「ん………んはぁっ……はぁ……んっ…ぁ…」
唇を解放されたかと思えば、次は耳元を再び食まれる。
「あぁっ……ゼロ…ぁ……あっ…あっ……!」
耳元からの刺激と、ゼロ自身の律動が、あっという間にレイアを高みへ連れて行ってしまう。
「ゼロ…っ……や…ぁ…っ……イク…ぅ……ああぁっ!!」
レイアの身体がびくんっと跳ねあがり、絶頂を迎えたことを知らせた。
「レイアは……感じやすいのか?」
上気した顔で、身体をぐったりさせるレイアに、ゼロはそう投げかけた。
「……わ、わからない…」
顔を赤く染めながら答えるレイアを、ゼロは抱き起こす。
「……レイア」
ゼロは優しく笑みながら、座ったまま向き合って重なるよう促す。
勢いが衰えるどころかますますそそり立つゼロ自身を
レイアは蜜壺の中へ再びおさめていった。
「……んあぁっ…!」
レイアがゼロの首に腕を絡めると
下からゼロが突き上げてくる。
質量を増したゼロ自身が
最奥を確実に突いてくる。
「あっ…あっ……ぁ……や…ん……ぁっ」
ゼロはそのまま律動を速めていく。
「はぁんっ…ぁ…あっ……ゼロっ…!」
ゼロは、快楽に歪むレイアの顔を見つめながら、更に律動を速めていく。