第7章 ハイズと豚野郎と犬
ドアの外でジェイクはハニーをそっと下ろしてすべての拘束を外した
ダレクは心配そうにの行く末とハニーをオロオロ交互に見る
部屋の中ではバスローブを脱いで全裸になった豚と猪が今にもに襲いかかろうとしているではないか
こうなったらと覚悟を決めて喰い殺そうとダレクが臨戦態勢を取った所でピシャーン!ととてつもない音が響いた。
呆気に取られたのは豚と犬だ。
猪はの振るった一本鞭でのたうち回ってる
「ギャア!!!!!!」
一本鞭は上級者でなくては扱うのが難しい。
豚は乗馬鞭を使用していた。一番扱いやすいのだ。一本鞭は扱いが難しいが、威力は猪が一撃でのたうち回るほどなのだから相当痛い
「な、な、なにを・・・・」
今にヒィヒィ転がっている猪を横目に豚の脂汗が止まらない。
そんな二匹を見てはフフっと似つかわしくない可憐な笑顔でペロリと唇を舐める
「私、豚の調教、得意なんです。」
ゆっくり近づいてくるにガクガクと腰を抜かして後退りする豚に近くにあった乗馬鞭も手に取る
「ま、まってくれ、な?話せば分かる、な?」
目の前にかざされている静止を促す手のひらに容赦なく乗馬鞭を振るう
「ギャッ!い、痛ぇ」
手を庇って隠す仕草にもう一歩近づく
「違うでしょ、豚なんだから。ちゃんと鳴きなさいよ」
ふくらはぎを抉るように鞭打たれ豚も床をのたうち回る
「ブ!ブヒー!!!」
「そうそう!上手!いい声になってきたじゃない?ほらもっと!」
バチーン!
ピシャーン!!
「ギャア!!!!!ブヒー!!!」
「ほらもっと啼きな豚野郎!四つん這いで尻を出すんだよ!なんて汚いんだ!」
ピシャーン!
「あ、ありがとうございますー!!!」
そんなやり取りを見ていたダレクは足をガクガク震わせながらそっとドアを閉めた