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触手魔物淫魔ふたなりと遊びながら異世界を救う物語

第7章 ハイズと豚野郎と犬


「簡単に自分の命差し出すなよ。本当に大変な時に取っておけバカタレ。あと生皮剥がないよ!発想が怖いんだよこの世界の住人は!」

痛いほど毛を掴まれながら命大事にと怒られた


ほんの少しの時間で屋敷のなかにまでスルリと入り込みドアの前に到着した。



今日は猪の官僚も来ていた。
豚の上位種で職も上だ。上級官僚の接待にハニーは使われたのだ。


ドアの前には怒り狂った獣が影に潜んでいた
兄のジェイクだ。
ダレクとが現れたことに一瞬驚いたが、すぐに悟ったようで頼むと一言だけ話して俯いていた



一呼吸おいて扉をあける


そこには片足の足首だけで宙へ吊るされている子犬がいた
吊るされている足首から上は赤紫で、もう片方の足は折り畳まれて縛られている。
後ろ手に縛られた腕も色がおかしくて長時間の折檻にハニーの目は虚ろで何も写していない


「おや、これはこれはお客様。どうしてここに?」

ワイングラスを傾けながら全裸にバスローブという汚ならしい毛むくじゃらの猪は値踏みするようにを上から下までイヤらしく見る


「その子」

がハニーを指差すと豚が近づいてきた

「ああ、この犬はこういうのが好きなんですよ。私たちはその変態な性癖の手伝いをしてるんです。興味がおありですかな?」


下品な笑い声で鼻を鳴らす豚の前を無視して横切り、ハニーに近づくと入り口に立っていたジェイクを見る
ジェイクは獣型になると爪でロープを引きちぎりそっとハニーを抱きしめる

そのまま部屋を出ようとする見たことのない黒い獣型の犬にハッとなって猪が止める


「おいおい、どこへ行く!それは置いていけ」


ソレ、と物扱いのハニーにジェイクは歯を剥き出しにして怒りの表情を猪に向ける


あまりの気迫に本能で後退りする

「お相手は、私が。」


そんな緊迫した空気の中妖艶な声に目を向ける

スルスルと洋服を脱ぎ下着姿になったがいた


猪も豚もごくりと唾を飲む


引き締まったクビレとお尻に豊満な胸、それにさらりとした目元の流し目に、ぐふぐふとイヤらしい笑いが出る


「そうですか、お客人は好き者でしたか。どれ、私たちで満足させてあげますかな」


もう犬の事など忘れて豚どもは股間を膨らませている

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