第6章 冒険と探険。始まりの村
「あら、ラズベリーじゃないの」
ピンクの名前がラズベリーだと知ってちょっと笑った
「やめろ、名前を呼ぶな。にピンクって呼ばれてんだよ。それよりかくかくしかじか」
事のあらましを説明してアマネイは不憫そうにサラマンダーを見る
「で、アマネイを呼んだのはこいつの魂が残ってるか知りたい」
こいつと言って出してきたのは元旦那の外側だった
「ぎゃー!ぎゃー!」
怖くてサラマンダーにしがみつく
「そっちは怖くないのかしら・・・そうねぇ、この体にはもういないわね。ただの脱け殻よ」
それを聞いてウサギとサラマンダーを指さし
「この外側にあいつ入れる」
意味が分からない。サラマンダーはえ、殺してってお願いしたのに?って顔してる気がするし、私は全体的に意味が分からない。
「ああ、そうねぇ。出来なくはないけど・・・」
え、出来るの?
ウサギの中にサラマンダー詰め込むの?着ぐるみ着るみたいなこと?分からん
パンクしそうだ
「ってことで、俺は愛と情熱のジン。死にたがりなお前に人生やり直させて愛を教えてやるぜ!」
「私は魔装のジン。ごめんなさいねぇ、この子言い出したら聞かないから」
なんだか二人とも光だして完全に私は取り残された。テレビで変身シーンを見ているようだ
「まずは私が貴方の体を分解するわ」
「俺が魂の定着」
「体の修繕をするんだけど、ラズベリーが食べちゃった所とか、足りないところがあるの」
「そこは俺の魔力とサラマンダーの部品でカバーして、最高なオプション付けとくぜ!あ、お前はこれから俺の眷族な!」
なんだかよく分からないが、サラマンダーが浮き上がってバラバラにされて、ウサギが背中開かれて中にサラマンダー入って、アマネイが縫い付けて、ピンクが粘土詰めるみたいになんかやってて・・・訳分からん!!!