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触手魔物淫魔ふたなりと遊びながら異世界を救う物語

第5章 この世界の人々と生活


そんな騒動にの部屋からピンク頭のヤンキーが、子犬が開けた扉からレオンとジールがドヤドヤ入ってきた。

「どうかなさいましたか?・・・これはハイズ様。皇の間に何か御用ですかな?」


ちょっとした三つ巴な状況にもふもふと大きくて真っ黒で精悍な鼻の犬が二匹、ハイズの左右に守るように陣取った。
大人しく座っている右側の犬はハイズの足に体を触れさせて周りを警戒しているのが分かる。
左の犬は四つ足で興味深そうにこっちを見ている。


「僕が挨拶回りをしてる間にとんだ泥棒猫が入り込んでるじゃないか!どういう事なの?ミスティリーフ様が旅立ってからまだ幾日も経ってないのに誰がこんな事態許したのさ!」

キャンキャンとジールとレオンに捲し立てるハイズにジールはまぁまぁと手を前に出して制止のポーズを取る

「ハイズ様、こちらのお方は様と申します。異世界から皇に導かれた新たな神子にございます。」

その言葉にハイズは口元をヒクつかせた。


「なに!?絶対嘘だよ!ミスティリーフ様が旅立ってほんの少し後に神子が現れるなんて絶対怪しいと思わないの?第一、本物かどうかなんて皇は寝てるのに分からないじゃないか!・・あれ?」

皇の寝ている蔦と深緑の葉のベッドを指差し、そこで皇が寝ていない事に気付いたようだ


そんな話を子犬とキリンがしている間、左側の大きな黒犬に近付き目の前にしゃがむ

黒犬は私に興味があるようで顔を近付けてふんふんと匂いを嗅いでいる

右の犬が制止するようにグル・・と喉を鳴らすと怒られたようでお尻をつけて右の犬と同じように座った


そんな様子になんだか可愛いなと思い喉をこちょこちょしてみた。右の犬の顔色をチラチラ窺いながらも噛みつかない犬がとても可愛くて、思わずチュッとキスしてみた


そんな様子に気付いたハイズが大声を出して左側の犬に飛び付き庇う

「な、なにしてんのさ!今あんたの話してんでしょうが!なにダレクにキスしてんの!ちょっと!!」

ヒステリックに叫んでしゃがんでいるに掴みかかろうとしているハイズにどこから現れたのか皇が自然な流れで顎を取り、濃厚なキスをした。そりぁぶちゅりと。
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