• テキストサイズ

炎の華と氷の心

第7章 頂上戦争


ちょうどその時、伝令兵より海賊出現の報告が入った。

「来たか!」

センゴクは待っていたとばかりに言った。

「全員戦闘態勢!突如現れるとは、一体どこから!?白ひげはどこだ!?確認を!」

センゴクの思わぬカミングアウトに動揺していた海兵たちはその一言でサッと戦闘モードに入った。
やがて霧の彼方より、海賊大艦隊が姿を現した。“遊騎士ドーマ”、“雷卿マクガイ”、“ディカルバン兄弟”、“大渦蜘蛛スクアード”など、錚々たる面々が姿を現した。いずれも新世界に名の轟く船長ばかりだ。総勢43隻もの“白ひげ”の傘下の海賊達である。

「攻撃は待て!白ひげは必ず近くにいる!何かを狙ってる筈だ!海上に目を配れ!」

その言葉でハッとした。慌ててスズシロに耳打ちする。

「……マジで?」
「たぶんね。センゴクさんに伝えて」

そう言うとスズシロはすぐにセンゴクの電伝虫にかけた。

その時だった。
白ひげの艦隊が姿を現したのだ。
/ 75ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp