第13章 梟谷学園！

雀「そっかー。じゃあさ、あかーしが他の女の子と一緒にいたら？」

…。

櫻「友達かな？って思います。」

雀「他の女の子と話してたら？」

…。

櫻「ちょっといやです。」

雀「他の女の子とハグしてたら？」

櫻「いやです。胸がズキズキします。」

雀「他の女の子とキスしてたら？」

櫻「たぶん、もう京治くんと話さないです。」

白「あー。それ、たぶんあかーしのこと好きっていう証だと思うよ？」

！？

そっか。私、京治くんのことが好きなんだ。でも、付き合っちゃいけないんだよね。お父さんの手紙に書いてあったから。

赤「櫻、帰るよ。」

櫻「え？」

赤「え？」

あ…やば。顔見れない。

雀「じゃねー！あかーし！さくらちゃん！」

白「ばいばーい。」

櫻「あ、さようなら！」

赤「さようなら。」

うぅ。どーしよ。

木兎「あ、あかーし発見！帰るぞー！」

あ、よかった。2人っきりじゃない。

赤「…。櫻はさ、俺と居るのやだ？」

はい！？

櫻「なんでですか？」

赤「いや、やっぱりなんでもない。」

？？？？

あ！けーじくんに言わなきゃ！

櫻「ね、京治くん。部屋なんだけどね、京治くんとおんなじ部屋使うことになったの。」

赤「は？なんで。」

むー。京治くんの方が私と居るのいやなんじゃん。

櫻「お母さんがそこ使いなさいって。」

怒るかな。

赤「はぁ。わかったよ。」