第12章 IN音駒高校
芝山くんが綺麗に上げた!
研磨こっち見てるかなー。
櫻「私にちょうだい!」
助走をして飛んだら目の前に大きな壁。リエーフ。
たった1枚のブロックを破壊しないでユースを名乗る資格はなし…!ストレートをクロスに変えて夜久先輩を…狙う!!!!!!
ドゴッ!!!!!
リ「!?」
櫻「やった!研磨ー、決めたよー!」
研「うん。俺のトスどうだった?」
櫻「ピッタリ!」
気持ちよかったー!久しぶりな気がする。綺麗にピンポイントで私に上げてくれるセッターは…。
夜「つえぇ。」
櫻「あ、夜久先輩、大丈夫ですか?」
夜「ああ。」
リ「おれ、今度ブロックなしであんたのスパイク取ります。」
櫻「あんたっていうのはやめてくれないかな?」
彼、ウィングスパンは長いのに勿体無い。
櫻「いいよ。リエーフの体が吹っ飛んでもいいなら。」
黒「えー。なー、俺にも打たせろよ。」
櫻「ふふ。どーぞ!」
早くリエーフが私に跪けばいいのにな。