第1章 紫の奇跡
松本くんが私に袋を渡して来た。
クリスマスカラーの赤い袋。
驚いてかおをあげると、
松本「少し早いけど…クリスマスプレゼント。」
真っ赤になってそっぽを向く松本くん。
「開けていい??」
松本「うん。」
袋を開けると、中にはマフラーが入ってた。
松本「これで少しは寒くないかなって。」
白ベースの可愛いマフラー。
私のために?嬉しい…。
「ありがとう!嬉しい!!」
その場で巻いてみる。
「あれ?こうだっけ?」
可愛い巻き方あったよなーと思うけど苦戦!
すると、松本くんの手が伸びて来て、
松本「こう、じゃない?」
すらっと巻いてくれた。
「あ、ありがと///」
「うん///」
「あの、松本くんも何か欲しいものない!?
私もプレゼントしたい!」
もらってばっかじゃ悪いもん!
何かお返し出来ないかな?
松本「それなら…」