第1章 紫の奇跡
「あれ、さっきの子は?」
気になってたことを聞いてみた。
松本「あぁ、同じ学校のやつ。
今日俺の友達がやらかしてた面白い話聞いてさ!笑」
そっか。それは私が聞いても
学校違うからわからないもんな。
なんかすごく距離を感じる。
それからすぐにエレベーターは一階に到着し、
それぞれ降りる。
相葉「お、!おつかれ!」
おっと。
松本「この人、だれ?」
相葉「あ、相葉雅紀って言いまーす!」
もう。お兄ちゃんたら。
松本「あ、彼氏?そうなんだ。彼氏いたんだ。」
返事も聞かずに、急に不機嫌に言い始めた松本くん。
「いや、彼氏じゃないから!おっ…!」
松本「またね。」
話を遮り、帰ってしまった!
いや、誤解だって!!
私はキッとお兄ちゃんを睨む。
相葉「な、なんだよ〜!心配だったんだもん!
迎えに来ちゃ悪いわけ〜!?」