第1章 紫の奇跡
講師「…はい、今日はここまで!」
講師の先生の講義?が終わって、
教材やノートを片付ける。
松本くんは…と、他の女の子と何やら楽しそうに話してる。
なんの話ししてるんだろ、あ、爆笑してる。
あ、やば!目があった!!
慌てて目を逸らして席を立ち出口へ。
なんで避けてるんだろ。いやな態度取っちゃって。
エレベーターの呼び出しボタンを押して、
少し待つ。
あの2人が来る前に、早く!!
エレベーターが到着し、
1人で乗り込む。そして、急いで
閉まるボタンを押す。
ガッ!!
「わわっ!!」
松本「わりい!俺も乗せて!!」
松本くんの手が扉を押さえたので扉が開き、
松本くんが1人で乗り込んできた。
非常に気まずい。