• テキストサイズ

おそ松さん〜恋セヨ松野さん〜

第8章 トト子がいちばん!!



ようやく円陣を組み、全員が下を向く。
おそ松はゆっくりと一人一人の顔を見た。


「みんな聞いてくれ。昔、一人の偉いラガーマンがこんなことを言っていた…」


ここで演出のために三秒間が空く。


「…一人は一人の為に、みんなは一人の為に!!」


そしてなんか間違っている。


「なるほど…!ワンフォーワン、オールフォーワンだな。グッときたぜ!」

「ちょっと違うけど、まぁトト子ちゃんを表してるならそれで合ってるね」

「ようしお前ら!!全力でトト子ちゃんを応援すっぞ!!マッスルマッスルー!ハッスルハッスルー!」

「マッスルマッスルー!ハッスルハッスルー!」


八人の声が合わさって一つの大きなパワーとなる。


(素敵なショーになるといいな。ううん、みんな頑張ったんだから、なるに決まってる!)


期待と不安に胸を弾ませ、ゆめ美はディナーショーの成功を祈った。


・・・

/ 442ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp