• テキストサイズ

おそ松さん〜恋セヨ松野さん〜

第29章 ※トド松エンド 人を好きになるって


抱きしめながら、トド松はゆめ美の耳元で甘い言葉を紡ぐ。


「これでやっとボクの物だね」


恥ずかしそうに頷く腕の中の彼女を掻き抱き、トド松はゆっくりピストンを開始した。

ゆめ美の中は熱く欲を包み込み、腰を揺らすと吸い込むように絡みつく。トド松は苦しげに喘ぐゆめ美を気遣い、しばらくこのままスローペースで慣れさせようと思った——が、


(嘘でしょ…こんなん三十秒持たないって!)


タッティは瞬時にゆめ美の肉体の虜である。


(「ボクの物」とかなにカッコつけてんだよ!?カッコつけて早漏とか一生のトラウマもんだよ!?)


内心焦りつつも、気持ち良さに腰の動きは止まらない。それでも理性は首の皮一枚で繋がっており、ゆめ美が痛くないようスピードはゆっくりだった。


「んん…はぁ…」

(吐息…!耳元の吐息やめて!?エロいよ可愛いよたまんないよぉぉぉ!!)


結合部からは卑猥な音がする。それはもうグチュグチュと。


(あ"ああああ結合音エロすぎぃぃぃ!!!!)

「トド松くんっ、もうちょっと、ゆっくりして…っ」

「あ、ゴメンねっ」


興奮のあまり、首の皮はとうにちぎれていた。


「………これくらい?」

「う、ん……あ…痛くなくなって…きた…かも」

「よかった。じゃあもう少し速くするよ」

(はい強がりぃ!余裕ぶって墓穴掘るパターン!掘るのはおま………いやいや、ここで下ネタはないね、ない。とりあえずイカない為に何か興奮を冷ますものをイメージするんだトッティ!)

「兄さんのちんこ」

「え?」


ムード満点だった初夜をこなごなにぶち壊す哀れなトッティだった。



/ 442ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp