• テキストサイズ

おそ松さん〜恋セヨ松野さん〜

第27章 トド松ルート1 blinded



(やっぱりね)


きっと二人には何かある——勘の鋭いトド松は容易に見抜いた。


「でもボク妬いちゃうなー。最近二人仲良すぎじゃない?もしかして付き合ってる〜?」

「つ、付き合ってないよ!それに、私は、トッティと…」「ボクと、なぁに?」


話を遮り、トンと壁に手をつきゆめ美を閉じ込める。言わずもがな壁ドンである。

普段と様子の違うトド松に、ゆめ美は動揺の色を隠せない。


「…ラインしてるのはトッティとだけ…だし」

「それだけ?」

「え…?」


不安げに揺らめく瞳がトド松に火をつけた。


「ボクが——」


嫉妬がトド松を突き動かす。


「ボクがユメと共有してるのって、独占してるのって、それだけ!?」

「急に…どうしたの?」

「『どうしたの?』って?よく聞けるねそんな風に!」


/ 442ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp