• テキストサイズ

おそ松さん〜恋セヨ松野さん〜

第26章 ※チョロ松エンド 僕を君に捧ぐ



互いに"お付き合い"が初めてなのだから"お突き合い"も初めてなわけで。

どちらかがリード出来れば良いが、不器用な二人は切り出せず悶々と過ごす。


「おそ松くん達まだ起きてるかな?」

「あぁ…、夜更かしして麻雀でもやってんじゃない?」


続くのは他愛もない会話。


——違う。


「へーぇ、ルール分からないけど面白そう」


——私は、チョロ松くんと…。


「麻雀教えてあげるから、またうちに遊びにおいでよ。父さんと母さんも会いたがってたし」


——僕、何してんだよ。


「じゃあ松野家に寄ってから帰ろうかな」

「いいね!二人からってことでおみやげ渡そう!」


——こーゆーのは僕から誘わないとなのに。


「うん。ありがとう」

「ははっ、こちらこそだよ」



そこで、プツリと会話が途切れてしまった。

/ 442ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp