• テキストサイズ

おそ松さん〜恋セヨ松野さん〜

第24章 チョロ松ルート1 病魔に侵されるシコ松



「チョロ松にーさーーん!!」

「マジカルシコ……え、なに?十四松?」

「フルチンでさっきからマジうるさい!」

(いったぁぁぁああ!!)


トド松の箸からポロリとソーセージが落ちた。

四人は時が止まったように固まる。


(あいつサラッと言っちゃったよ!?俺らが何ページも悩んでたの何だったの!?)

(ストレートすぎるぞじゅうしまあぁぁあつ!)

(アホらし…最初から十四松に頼んでりゃよかった)

(でもよかった!ボク、十四松兄さんが十四松兄さんで本当によかったよ!)


固唾を飲んで五人はチョロ松の反応を待った。

すると——チョロ松はボンヤリと己の股間を見つめ…


「あぁ、うんこして脱ぎっぱなしだったシコ…」

「平然っ!!??」

「チョロチョロ……シコシコ……」


また取り憑かれたようにシコシコ言い始めてしまった。


「もう…もうやぁだぁぁああ!!!!」


トド松の悲鳴じみた叫び声が、もの悲しく松野家に響いた。



その後、朝食を終えた後もシコ松はフルチンでぶつぶつ独り言を言い続け、丸一日ろくな会話が出来なかった。

これは一大事と気づいた五人は、翌日急いでデカパンラボへとチョロ松を連れて行くのだった。



・・・



/ 442ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp