第17章 アンケート回 松怪奇譚〜鬼〜
だが、長男に便乗し、四男と末弟も三男を取り囲んだ。善良な童貞を装うチョロシコスキーに三人の悪魔が囁く。
「またいい子ぶっちゃってさ。素直になりなよチェリ松兄さん?」
(お前らも童貞だろうが。なんで僕だけいつも童貞いじりが激しいんだよ!)
「ゆめ美ちゃんの肌、きっとピチピチで温泉弾きまくってんだろうなぁ」
(…ピチピチ…弾くぅ!?)
途端、チョロ松のイマジネーションが刺激され、自身が雫となってゆめ美の弾力のあるおっぱいでトランポリンする妄想が駆け巡った。
(はぁーーんっ!!ゆめ美ちゃんのおっぱい、潤ってトゥルントゥルンしつつポヨンポヨンしてそうだから、トランポリンじゃなくてトゥルンポヨン………じゃねぇぇえよ!?なに考えてるんだ僕はっ!!)
ぶんぶん頭を振って正気に戻ると、一松がほんのり頬を染めて呟いた。
「……猥褻しっぽり生肌欲場……」
「いいねぇー!じゃあ女の源泉垂れ流し混欲とかどう?」
「ボクはね、秘境到達ヘソのシワ温泉」
「ゴルァァァア!!ひと昔前のAVのタイトル風やめろ!!」
怒涛のタイトル合戦に、四人の全自動アンダー松が反応したところで…
「秘境到達ってなぁに?」
「うおぉぉおっ!!??」
不意打ちのゆめ美登場である。