第3章 再会!帰郷のリンクメイト!
「聞いてるのか、ユーリ!!!」
チェレスティーノの声で、勇利は回想から現実へと帰ってきた。
それでも惨敗した頭はよく動いてはくれなくて、ちょっとお手洗い行ってくる、とつぶやくように言ってその場を離れてしまった。
きし、と握ったスマートフォンが軋む。
悔しい。
悔しい。
泣きたくて仕方がない。
自分の体が短所だけで構成されているようにしか思えない。
喉までせりあがった敗北感が飲み下せない。
吐き出してしまいたい。
宮樫徹の名前が視界をちらついて頭が痛い。
ネットニュースで見たヴィクトルと抱きあって笑う徹の姿が、頭から離れない。
「なんで…………」
解っていた。
自分のせいだった。