第2章 淫魔ちゃんの生態
「イった?」
『ぁ……?』
「今のはイったんだよ。 ……まだ怖い?」
『ん、こわい……けどっ、お腹? 熱い』
鎖で手が届かないから触れないけど、お腹のちょっと下が熱くて頭がぼーっとしてきて。
「効いてきたのか。 ちゃんとお腹いっぱいにしてやるから」
後ろにいた紅楼が移動して私の上に乗ってくる。
押し倒されている格好だ。
『んっ、はやくぅ……ごはんっ、ほしぃ』
「はいはい。 分かってるよっ」
『っひん♡』
中にっ、いきなり勢い良く入れられたぁっ。
自分でする時とは大違いだ。凄く、凄く気持ちいい……
『く、ろうっ……すごっ。あっ、セックス♡すきっ……もっ、といっぱい、して』
奥まで突き上げられてはギリギリまで抜かれて、また奥まで突かれてと繰り返されてっ……
自分でも何を言ってるか分からなくて、ただこの快楽をもっと味わいたくて必死に言葉を喋る。
媚薬効果で敏感になった中、擦られる度に体を仰け反らせて膣が痙攣したままでイキっぱなし。
気持ちいいのが怖いなんて、もう思うことも無い。 空腹も感じない。
私は紅楼に教えられる快楽に溺れてしまったのだった。