第6章 危険な悪戯
「……なるほど。 ハラに無理矢理されたと?」
『そ、そうなの! だから、そこ……避けて欲しいなって』
只今、脚を開き秘部を晒した状態で紅楼に押さえられているのだ。
流石にそろそろ離れて頂きたい……
「無理矢理という割には、自分で誘っていましたよね?」
『へ……??』
そう言われて思い返すと……
『ハ、ラ……んっ、も、やだぁ。 ちゃんと、して……』
そう言えば、言ってしまってた。
『いや、ちがっ! 理性が、理性がね?!』
「言い訳は無用です。 ハラは居なくなりましたけど、この玩具がありますよね…?」
いつもと違った悪い笑みを浮かべながら目の前でバイブをチラつかされる。
ゴクリと喉が鳴ってしまう。
「今日はこれでイかせてあげます」
その一言で官能が擽られてゾクゾク何かが背を這った。