第4章 嫉妬は蜜の味
『〜〜っ♡』
パンパン
下から激しく突かれて奥に当たる。
『ぁ、あっう……ふか、ぁっ♡』
初めて味わう感覚にすぐに絶頂に導かれ体の震えが止まらない。
『ゃあっ、ぁひっ……ら、めぇ……んんんんっっ!!』
思考が働かなくなってしまう程の強烈な快楽に襲われ、紅楼の指をキツく噛み締め絶頂へと導かれ身を反らす。
それと同時に下腹部に温かいものが拡がってくる。
唾液でベタベタになった指を抜かれ、繋がったままベットへと押し倒され紅楼を見る、
見上げる紅楼の瞳にはいつもと違うものが宿っている気がして、見つめていると金縛りにでもあってしまったかのように動かない。
まるで捕らわれてるみたい。
「……嬉しいんだ」
紅楼の視線の先には微かに笑みを浮かべるの顔がある。
捕らわれる、縛られているという感覚を覚えた瞬間甘い疼きが全身を駆け巡り、官能的な涙が溢れ出す。
『く、ろぉ……』
「ごめん、止まんない…っ」
『や、あぁぁぁぁぁっ! んぁっ…ぁ』
再び激しく動き出したソレに意図も簡単に快楽の底へと引きずり戻され新しい快楽に塗り替えられていく。
達しても達しても止まない快楽の雨に打たれながら紅楼の背に腕を回し、必死にしがみつく。
胸が熱くて、締め付けられるようで、でもそれが気持ちよくて心地良い。
『んぁっ…す、き……ぁ、くろ、ぉっ♡』
「っ……」
『んんっ! ふぁ、あぁ……んんぅぅっ!!』
背を弓なりに反らし終わらない快楽に溺れ続ける。
紅楼からの熱に歓喜の蜜を溢れさせ卑猥な音を立て続ける。
媚薬の効果はまだ切れそうにない。
の淫らな声は明け方近くまで続いたとか…。