第4章 嫉妬は蜜の味
紅楼もそれには気づいていたようで声を掛けるが、「足りない……足りない…」と繰り返し強請ってくる。
媚薬の効果もあってか紅楼は服を脱ぎギンギンなった自身をの秘部へと埋める。
『ひ、ぁあ…あぁぁぁぁぁっ』
対面座位で腰を深く下ろしたは紅楼にしがみつきながらイってしまう。
「……?」
中をギュウギュウ締め付けてはいるが、しがみついたまま動かなくなったに声をかける。
息はしているため大丈夫だとは思うが少し心配になる。
『……ゃ、だ』
「どうした?」
『ゃだっ……ぁ、いや、だっ』
「何が、どうしたの?」
潤んだ声で突然「嫌だ」と繰り返し出したに紅楼は戸惑い疑問を浮かべる。
何が嫌なのかサッパリ分からない。
するとは泣きながら訴えるように告げだした。
『や、らぁ……くろ、が……いなくなる、のっ』
は夢の事が胸につっかえていたのか全てを吐き出し涙を流す。
だが、夢の事を知る由もない紅楼は媚薬のせいで働かなくなってきている頭を何とか働かせ返事を返す。
「居なくなる、とか……なんでだよ…」
『だって……初菜さん、と』
「演技って……さっき、言ってただろっ」
『で、もっ……』
「……別に俺は、居なくなりは、しない」
『んっ……』
顔が見えるよう体を少し離しの口に指を加えさせる。
虚ろな目から涙を流し、必死に舌を動かしているの顔にゾクゾクとするものを感じる紅楼。
「やばっ……限界だわ」