第4章 嫉妬は蜜の味
紅楼は部屋の扉を閉めの傍へと歩み寄る。
『ぅ……ふ、ぁっ……ぃい…にお、い』
涙を流し下半身を痙攣させながらも鼻をひくつかせ匂いに反応してしまう。
さすがは淫魔と言うべきだ。
匂いに誘われながらか、はゆっくり起き上がり紅楼に手を伸ばし抱き着く。
肩に顔をこすりつけて匂いを嗅ぐ。
『んっ……おいし、そっ…』
耳朶を甘噛みし首に舌を這わす。
のしてくる行為に紅楼は抵抗をせず受け入れる。
は匂いを嗅ぎ、首すじへと歯を立て噛み付き次々印をつけていく。
『はっ、む……んっ、』
腰が揺れ尻尾がビクビクと時折跳ねている。
それを見た紅楼は尻尾の付け根に手を伸ばし撫でる。
『っあぁ!?』
付け根から下に指を這わせ、ヒクヒクと動く秘部へと触れる。
さっきまで初菜としていたため愛液に濡れたソコ。
入り口を撫でるだけで中から再び愛液が溢れ出し紅楼を誘う。
『ゆ、び……やぁ。 紅楼の、ほしぃっ…』
はトロンとした目で紅楼を見ると顔を近づけ、唇を重ねた。
いつもは拒んでいた紅楼だが遮ることも無く、むしろ積極的にを快楽へと誘う。
『んぅっ……ん、ふ』
のぎこちない舌遣いをリードするように絡め、深く長い口づけにの思考が飛んでしまう。
『へぁっ……? はぁ、はぁ』
「はぁ、媚薬効果……はぁ、強い、なっ」
クタッとしたを支えながら荒い息で紅楼は呟く。
そんな紅楼を他所にはキスにやられたのか飛んでしまった様子。