第4章 嫉妬は蜜の味
私がイッた後ゆっくりにしてくれたが、それどころじゃない。
紅楼が見てる、そう意識しただけで何度も何度も下腹部を締め付けてしまう。
『な、んでっ……ひゃっ?!』
「ちゃんと紅楼に見てもらおっ?」
『あ、やらっ……だめぇ! みなぃでっ』
背後から突かれる体勢から初菜さんの上に大きく脚を開いて座る形に変えられ、慌てて秘部を隠す。
これだと紅楼から私の秘部が丸見えなのだ。
だけど初菜さんが許してくれず、自分で脚を開かされ隠せなくなってしまった。
「そうそう、上手♪」
『ふ、ぁや……んっ、んぅ』
グジュグジュと厭らしい音をたてて男性器を呑み込む姿を紅楼に晒している。
相手は女性、初菜さんだが変な背徳感に襲われてゾクゾクとしたものが背中を駆け巡った。
目をぎゅっと瞑ると、ヌルッと初菜さんの舌が入って来て口内まで犯されてしまう。
これ以上唾液を摂取したら……飛んじゃう。
そう分かっていても抵抗出来ず何度目か分からない絶頂を迎えた。
『んやぁぁぁぁぁぁっ!! ……ぁ、ぁ……』
下半身を痙攣させベッドに崩れる。
ズルッと男性器を抜かれのソコはパクパクと収縮していく。
「……初菜、迎えが来てるぞ」
ずっと二人の行為を黙って見ていた紅楼が口を開く。
それを聞いた初菜はの頭を撫でると、服を着てベッドから降りる。
「ちゃんとあんまりしてあげてなかったんでしょ。 相当我慢してたみたいよ〜?」
「相変わらず煩いな……」
「むっ、ちゃんと相手してあげてよ! 媚薬効果、いっぱい表れてるかもね♪」
そう言ってスキップをしながら初菜は部屋を出ていってしまった。