第3章 空腹対処法
ビクッ
『ひあぁぁっ!?』
息を吹きかけられ身体が震えた。
敏感になりすぎて、ちょっとの風でも反応してしまって触られたらと考えるだけでゾクゾクする。
「敏感になっちゃってるよね、ここ」
『あぁっ、ゃっ……もっと、さわってぇ♡』
紅楼に強請るとそのままベッドに押し倒され乳首ばかり愛撫される。
弾かれたり……引っ掻くように弄られたり……
『きもちぃ……っ、 きもち、いぃっ♡』
「そろそろこっちも、物足りなくなってきてるんじゃない?」
胸からお腹、お腹から秘部へと指が下りてきて軽く触れる。
『んんっ、たりない……ほしぃ、よっ』
「本当に欲しい?」
秘部に触れないようにその周りや太ももを撫でられながら聞かれる。
『焦らさないでぇ……ほし、ほしぃっ』
「欲張り。 これだけ濡れてたら、慣らさなくても大丈夫だな」
クスッと笑う紅楼を見てキュッと胸が締まり、一瞬戸惑いを感じたがすぐにそんな事を考える余裕が無くなる。
紅楼の固くて大きな自身が中へとゆっくり入ってきたのだ。
『ぁ、きたっ……き、たぁ♡』
ずっと、朝から我慢し続けていたからか入れられただけで軽くイッてしまった。
だがもちろん満足していない。
まだまだ、もっと欲しい。
『も、っと……』
紅楼の体に抱き着き膣を締め付け強請る。
甘い匂いが身体中に周りクラクラしてきた。
『くろう……く、ろぅっ』
「気持ちいい? 」
『ぅ、ん…っ、きもちぃよ♡ あた、ま……んっ、くらくらす、る』
激しいピストンからくる衝撃で身体が跳ねる。
ぎゅっと紅楼の服を握り締め腰に足を回す。
より深い所を突かれてまた私はイク。
『あぁぁぁぁぁっ! ぁふ、はぁ……ぃ、っちゃ、』
「流石淫魔だな。 昨日まで恐がってたのに」
恐くない、気持ちいい。
いっぱいいっぱい欲しいよ。
今日もまた紅楼に快楽を教えられながら果てるのだった。