• テキストサイズ

十人十色.

第1章 災難な1日



「違う違う!え?なに今ので伝わらなかった?」

伝わりません。

「いや、もしかしたら…天然系ビッチじゃないっすか?!」

天然じゃないし…ビッチってなに?!

「いや、逃げようとしてんじゃねーか?」

別に逃げようとはしてませんけど…
逃げたいですけど…。

「まぁいいや、ヤっちまおうぜ」

と、大きな男の人が私のことを担ぎベッドに投げる。

「いたっ…」

柔らかいベットとはいえ、もう少し優しく扱ってほしいです。

なんて、私は油断していたせいか手錠を頭の上のところで付けられてしまった。

え、ハンデ?!
いや…私の方が弱いと思うんだけど!
こっちがハンデほしいです!!

「ちゃんと、ビデオ回せよ」

「わかってるって」

リーダーっぽい人が私の上に馬乗り状態になる。
そして、1人がビデオを回した。

/ 28ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp