第2章 赤い集団
「あ、えっと…」
「草薙さん、今日はここに泊まっていってもいいかな?」
「ええで。お前1人じゃ不安やから俺も残ったる。八田と鎌本はどーする?」
「あ、俺は帰ります。おにぎりご馳走様でした。八田さん、また明日。おやすみなさいっす」
と、鎌本くんは帰ってしまった。
「八田ちゃんはどーする?」
「おおお俺も帰りますよ!//女となんて一緒に寝られませんから!」
「八田、別にちゃんと寝るわけじゃないよ」
「わわかってますよ!と、とりあえず帰りますっ!」
「忙しいやっちゃなぁ」
こうして美咲くんも帰ってしまい、草薙さんと十束さんと私の三人になった。
「私、美咲くんに嫌われてるんですかね?」
「ううん、そーじゃないよ。気にすることないからね」
とりあえず、気にするのをやめた私はご飯を食べ終わるとウトウトと睡魔が襲ってきた。