• テキストサイズ

十人十色.

第2章 赤い集団



「おい!鎌本!!おまっ、なに勝手に俺の名前紹介してんだよ//」

「だって、八田さん自分じゃ紹介しないじゃないっすか」

「まぁ、しねーけどよ!そー、勝手に人の名前言うのは…こう、なんか…ちげーだろ?!」

美咲くんは、ポカポカと鎌本くんを叩いている。
い、痛そうに…

「美咲くん、名前勝手に聞いてごめんなさい」

「おい、お前!美咲って呼ぶな!!//」

美咲くんは、顔を真っ赤に染めている。
熱でもあるのだろうか??

「十束さん、美咲くん熱あるみたいなので休ませた方が…」

「熱?」

「はい。顔真っ赤で…熱高そう、、」

「…あ、そーゆーことか。大丈夫大丈夫!八田の赤面は熱とかじゃなくていつもの事だから!ね、草薙さん!」

そうなんだ…それならよかった。

「せやで、八田ちゃんは赤面症やな。まぁ、ちゃんはど天然みたいけどなぁ」

ド天然?誰が?私が?
いやいや、天然じゃないし…むしろ、ただバカなだけでは??
/ 28ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp