第2章 赤い集団
「おい!鎌本!!おまっ、なに勝手に俺の名前紹介してんだよ//」
「だって、八田さん自分じゃ紹介しないじゃないっすか」
「まぁ、しねーけどよ!そー、勝手に人の名前言うのは…こう、なんか…ちげーだろ?!」
美咲くんは、ポカポカと鎌本くんを叩いている。
い、痛そうに…
「美咲くん、名前勝手に聞いてごめんなさい」
「おい、お前!美咲って呼ぶな!!//」
美咲くんは、顔を真っ赤に染めている。
熱でもあるのだろうか??
「十束さん、美咲くん熱あるみたいなので休ませた方が…」
「熱?」
「はい。顔真っ赤で…熱高そう、、」
「…あ、そーゆーことか。大丈夫大丈夫!八田の赤面は熱とかじゃなくていつもの事だから!ね、草薙さん!」
そうなんだ…それならよかった。
「せやで、八田ちゃんは赤面症やな。まぁ、ちゃんはど天然みたいけどなぁ」
ド天然?誰が?私が?
いやいや、天然じゃないし…むしろ、ただバカなだけでは??