第5章 結果発表
「「…………⁉︎」」
除籍は…嘘…⁉︎
相澤
「君らの最大限を引き出す、合理的虚偽」
相澤先生は、ハッと鼻で笑いながらそう言った。
「「はーーーーーー!!!!??」」
何それ⁉︎
薙景
「アッハッハッハッハ!」
姉さんは、驚愕してる私達を指差しながら、お腹抱えて笑ってる。
八百万
「あんなの嘘に決まってるじゃない…ちょっと考えれば分かりますわ…」
女子の中でも抜きん出てた八百万さんが、呆れたようにそう言ってる。
相澤
「そゆこと。これにて終わりだ。教室にカリキュラム等の書類あるから、目ぇ通しとけ。─緑谷、ばあさんのとこ行って治して貰え。明日から、もっと過酷な訓練の目白押しだ」
今までの私の思いは…
薙景
「プッククク…あー、面白かった。良いね!相澤先生、気に入ったー」
風利
「なにも面白くない‼︎」
グラウンドに私の叫びが響いた。