第31章 好敵の発破
WNAKOOOOM‼︎
オタク君と轟君、互いの最後の一撃がフィールド上で衝突。
その次の瞬間、轟音と共に会場に爆風が吹き荒れた。
峰田
「何コレェエ!!!」
あまりの豪風に飛ばされそうになる峰田君は、障子君が足を掴んだ事でなんとか無事。
風利
「なんて風力…」
薙景
「こんな威力、私らの“個性”でも作れないね」
プレゼント・マイク
《何今の…お前のクラス何なの……》
相澤
《散々冷やされた空気が、瞬間的に熱せられ膨張したんだ》
相澤先生、ナイス解説。
プレゼント・マイク
《それでこの爆風て、どんだけ高熱だよ!ったく何も見えねー》
フィールド上には、砂埃と水蒸気の煙幕が広がってて、2人の姿が中々見つけられない。
薙景
「お、ミッドナイト先生まであんな所に」
爆風で吹っ飛ばされたらしいミッドナイト先生、壁際で自分の後頭部摩ってる。
プレゼント・マイク
《オイこれ勝負はどうなって…》