第4章 “個性”把握テスト
風利
「ヒーロー志望のクセに、他人を気遣う事も出来ないの⁉︎」
風利…?
爆豪
「気遣う?俺がデクに?」
風利
「応援しないにしても、相手を貶めるような事を言うなんて何考えてんの⁉︎」
爆豪
「っせーな。黙ってろやクソが、殺すぞ!」
風利
「Σ殺っ…」
わーお…
風利
「その…その言動をどうにかしろって言ってんのよ‼︎」
Σあ、相澤先生がこっち睨んでる…
薙景
「どーどー、2人共落ち着いて!」
面倒な事になる前に止める…あの先生、絶対連帯責任とか言うタイプの人だもん。
てか、風利が他人と口喧嘩するとか珍しいな!
余程爆豪君の事が気に入らないのか…
薙景
「あー、ほら!オタク君が2回目投げるし…」
既にオタク君は、円の中でボールを振りかぶっていた。