第26章 憧れの人
緑谷
(普通科の人だ!)
葉隠
「風利ちゃん、その男子誰ー⁉︎」
わ、皆こっち見てる…!
風利
「えーっと、彼は私と姉さんの幼馴染で…」
奏
「音和奏でーす。よろしく、A組の皆さん!」
奏君が皆に向かって自己紹介をした…その時、
プレゼント・マイク
《お待たせしました‼︎続きましては〜、こいつらだ!》
フィールドに、轟君と瀬呂君が入場した。
プレゼント・マイク
《優秀‼︎優秀なのに、拭い切れぬその地味さは何だ!ヒーロー科・瀬呂範太‼︎対(バーサス)─3位・1位と強過ぎるよ君!同じくヒーロー科・轟焦凍‼︎》
奏
「僕、前に轟君と話した事あるよ」
風利
「へぇー」
どういう接点で話したんだろ?
奏
「風利ちゃんは、どっち応援してるの?」
風利
「え、別にどっちとか考えてないよ」
轟君とは、あまり関わった事ないし…姉さんは割と仲良いみたいだけど。