第17章 ヒーロー志望
四限目終了後──昼休み
切島
「あんな事はあったけど…なんだかんだテンション上がるな、オイ‼︎活躍して目立ちゃ、プロへのどでけぇ一歩を踏み出せる!」
クラスは、体育祭の話題で盛り上がってる。
風利
「今朝の暗さは何処へやら…」
緑谷
「皆凄いノリノリだ…」
飯田
「君達は違うのか?」
風利
「いや、私も相澤先生の話に勇み立ったけど…」
飯田
「そうだろうとも!」
飯田君が、両手を前に構えながら体を前屈みにした。
飯田
「ヒーローになる為在籍しているのだから、燃えるのは当然だろう⁉︎」
蛙吹
「飯田ちゃん、独特な燃え方ね、変」
風利
「そんなハッキリ言わなくても(汗」
緑谷
「僕も、そりゃそうだよ⁉︎でも何か…」
麗日
「デク君、風利ちゃん、飯田君…」
風利/緑谷/飯田
「!」