第13章 姉の苦闘
死柄木
「脳無が動かされた…はは、凄いな」
弔が、ゆっくりと起き上がる。
薙景
「弔…私は、“そっち”には行かない」
私は、手に力が入り…無意識にナイフを握り締める。
薙景
「だからっ──」
その時、
?
「死柄木弔」
薙景
「!」
弔の横に、黒いモヤの敵(ヴィラン)…黒霧が現れた。
何でこいつがここに…
死柄木
「黒霧、13号はやったのか」
まさか、風利…皆やられた…⁉︎
?→黒霧
「行動不能には出来たものの…散らし損ねた生徒が居りまして……一名、逃げられました」
薙景
「!」
死柄木
「…………は?」