第10章 マスコミ騒動
薙景
「切島君に上鳴君、なんか用?」
切島
「なんか用?じゃねーよ‼︎なに“個性”活用してんだよ‼︎」
上鳴
「なんかズリィぞ‼︎」
薙景
「えー、だって人混みヤダし」
私は、2人もオタク君と同じように、風に載っけたげた。
上鳴
「おおお⁉︎」
切島
「スッゲー‼︎」
薙景
「動くと落ちるよ」
自分の他に3人分も風操るとか、初めてだけど…意外とやれるもんだな〜。
飯田
「ヌォオ!!?」
緑谷
「飯田君⁉︎」
薙景
「!」
DRRR バゴン
何故か飛んでた飯田君が、天井の壁に張り付き管を掴んで、出入口の表札の淵に立った。
飯田
「大丈ー夫‼︎」