第10章 マスコミ騒動
麗日
「ちょっと思ってたけど飯田君て、坊っちゃん⁉︎」
飯田
「坊!!!」
オタク君と麗日さんが、じーっと飯田君を見つめる。
飯田
「………そう思われるのが嫌で、一人称を変えてたんだが…」
緑谷/麗日
「(ジー」
薙景
「見過ぎ見過ぎ(汗」
2人の眼力に飯田君が、観念したように口を開いた。
飯田
「あぁ、俺の家は代々ヒーロー一家なんだ。俺は、その次男だよ」
緑谷
「ええーー凄ーー!!!」
薙景
「へー、そーなんだ」
飯田
「ターボヒーロー『インゲニウム』は知ってるかい?」
緑谷
「‼︎」
オタク君の目が輝いた。
緑谷
「勿論だよ‼︎東京の事務所に65人もの相棒(サイドキック)を雇ってる、大人気ヒーローじゃないか‼︎」
飯田
「詳しい…」
薙景
「流石オタク君」