第9章 反省会と涙
私は、緑谷君達の方に歩いてく。
緑谷
「あの麗日さん…それより…かっちゃん、居るかな?」
風利
「もう帰ったよ」
緑谷
「!」
麗日
「風利ちゃん…」
お茶子ちゃんに聞いてたのに、取ったみたいで悪いけど…
風利
「反省会にも参加せず、教室から出て行った」
ムカついてて、なんか黙ってたくなくて、私が答えた。
緑谷
「かっちゃん…!」
麗日
「あ、デク君⁉︎」
緑谷君が、教室から飛び出して行った。
多分、爆豪を追いかけて…
校門までの通りで、爆豪に追いついた緑谷君は、何かを話してるらしい。
お茶子ちゃんや梅雨ちゃんが、それを窓から覗いてるけど…
私は、ムカついたまま自分の席に着いた。