第25章 過去からのメッセージ
「お、おいルフィ⁉︎」
「お前らは先に行っててくれ! おれはユナを連れて来るからよ!」
「連れてくるって、ユナが何処にいるのか知ってるのか? おいルフィー!」
叫ぶウソップを置いてルフィは森の中へと消えて行ってしまった。
「まったく…いきなりどーしたんだよ…」
「…とりあえずおれ達は船に戻ろう、ルフィに任せるのは癪だがユナちゃんを連れて来るだろうさ」
「そうだな…今迄も見つけて来たし……でも何で居場所が分かんだルフィのやつは」
「野生の勘じゃねェか…? それよりとっとと戻らねェと追い付かれるぞ」
「うお、ホントだ!」
立ち止まっていた為ゲリラ達はもう直ぐ近くまで迫って来ていた。
先頭を走り出すゾロを引き戻し、一味は逃げ切る為メリー号に急ぐのだった。
──……