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巡り逢わせ【ONE PIECE】

第16章 神の国


「ちょ、ちょっと何⁉︎ どーしたのユナ‼︎」
「くそッ‼︎」
「たたた、大変だー‼︎」
「…っ、捕まって剣士さん!」


雲海に落ちたユナを追って即座にゾロが飛び込む、それを能力で腕を繋げて咲かしたロビンが引き上げ何とかユナを助ける事に成功した。


「…っ…ハァ…ハァ」
「はぁはぁ…」
「っチョッパー! ユナは無事なの⁉︎」

引き上げられピクリとも動かないユナにナミとチョッパーが駆け寄り即座にチョッパーが診察を行う、その様子を肩で息をしながらゾロとロビンも無言で見守る。


そうこうしている間にもメリー号はどんどん進み、ルフィ達がいる島を確認出来ない程の距離まで来た。もう今更戻るのは無理だろう、だが今はそんな事よりユナの方が心配だ…一体何が起こったのか、ユナの身体は全身焼け焦げたような傷があった。


「……とりあえず命に別状はないけど絶対に安静は必要だな」


意識を失い横たわるユナを見つめながらチョッパーの言葉にナミ達は一先ず安心する。


「ハァ〜、もう一体何が起こったのかサッパリだわ…それに何処に向かってるのかも分からないし!」
「グダクダ言っても仕方がねェ…まァなるようになるさ」


今の状況を打破する手立てはもう無い、なら何が来ようと迎え撃つのみ…ゾロの言葉を受けナミも覚悟を決めるとメリー号の進む先を見据えるのだった。



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