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短編集 ONE PIECE

第1章 2016.11月11日 【ゾロ】





クソ!アホ船長っっ!!

「あらあら、ふふふ」

「おいおい、マジかよ・・」

意味深なロビンとサンジの視線を感じながら俺はの後を追った。

ルフィが言った通り、その日は俺の誕生日を祝う名目で宴が行われた。

は楽しそうにルフィの横に座っている。
俺の誕生日だ!とは、思いながらもこの楽しげな雰囲気を壊したくねぇ。

「眉間にシワ!飲んでる?!あんたのための宴よ!!」

半分絡み酒になりつつあるナミ。

「俺を祝いてぇなら、アイツをそばに連れて来い」

「あらまぁ、ヤキモチ?
可愛いわね、ゾロって」

「あ''ぁ?」

「そんな目で見ないでよ、いい事教えてあげるから」

ニヤニヤ笑うナミが俺の耳に唇を近付け教えてくれた。

聞いた俺は思わずを見る。
すると、こっちを見ていたは視線か合うとパッと晒した。

「ねぇ、想ってるのはあんただけじゃないのよ」

「・・あぁ、わかった」

よく、わかった。
の気持ち。

勝手に聞くのは反則かもしれねぇが、聞いちまったもんは忘れられねぇ。

覚悟しとけよ、。
これから思いっきり愛してやるからな。










オマケ→



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