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いい子悪い子、愛しい子 番外編 《ハイキュー!!》

第4章 四つ葉のクローバー


『ん…ンん、んふ…』


黒尾さんの家に着いてすぐ、玄関に入った途端に黒尾さんがあたしを壁に押し当ててすぐさま口を塞いだ

身体中を撫でながら口の角度を変え、舌や上唇を自分の舌でなぞり吸い付き黒尾さんの息を感じている


『…ッは、黒尾さ…ここじゃ…』


「もう待てねえんだよ、悪いな…」


『いえ…でも、…寒いんです』


「…ッ。そうだよな…じゃあ、一緒に風呂行くか。身体洗ってやるよ」


と言って、とりあえずあたしの身体を離した
黒尾さんが先にお風呂場へ行ってお湯を張りに行った。一応身体を拭けと言われ手渡されたタオルで頭と身体を拭きながら黒尾さんの家のリビングに入った

リビングには、黒尾さんちの猫達がいた。その中に、見慣れないネコちゃんがいた・・・そういえば、あたしが受験で会えない時にメールで「新しいネコを飼った」って言われたような記憶がある


「夜琉、風呂に来い」


『はーい、黒尾さん。この子なんて名前ですか?』


「あぁ、そいつは〈レイン〉。ほかの猫達は血液に関連してるだろ?そんで血液は脳に行くだろ?だから、その最終地点の脳を英語にしたら〈brain(ブレイン)〉。そこからレインって名前にした」


『はぁ…』


黒尾さんの猫達のネーミングセンスがおかしいのはいつものことだけど・・・。
そりゃ由来を聞かなければ、みんなルカ・イリス・プラ・レインって、聞くだけならすごく可愛いと思うのに・・・


「それよりほら、来い」


黒尾さんは、猫達と一緒にいるあたしの手を掴んで風呂場に連れて行った
雪で濡れた服を洗濯機に入れて裸体になったあたしを浴室に連れて行った




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