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いい子悪い子、愛しい子 番外編 《ハイキュー!!》

第4章 四つ葉のクローバー


12月24日 19:00
今日の夜は雪が降るって言っていたからとても寒い
でも俺にはそんなこと気にならないくらい気持ちが浮ついていた


なぜなら今日は夜琉の家で2人でパーティだから!!


夜琉と付き合って2度目のクリスマスイブ
去年に至っては、またあの2人と高いレストランで食事だけ・・・というかアレ!!俺とあのゴリラ2匹で割り勘ってなんだよ!!ふざけんなよ!!


だが!!今回はこいつらがいない!!
しかも夜琉が手料理を振舞ってくれるというからこれまた嬉しすぎる!!




ピンポーン・・・『はーい!』
ケーキを買って夜琉の家に着いた。玄関のドアに小さなリースが飾ってあるが、これはきっと及川の趣味だろう・・・


『こんばんわ、黒尾さん!』


「こんばんわ…ほれ、ケーキ買ってきたぞ」


『わぁ!White Catのケーキ!!わざわざありがとうございます!!』


俺が買ってあげた黒いエプロンのまま出てきた夜琉は、俺が買った5号のケーキを嬉しそうに見ている


「夜琉…」


『はい?』


夜琉がそうやって可愛い所を見ている姿が可愛くて、俺は思わず玄関先でキスをしてしまった。
そしたら、夜琉がフフ…って小さく笑った


「あっ…悪ぃ…」


『いえ…なんか、久しぶりだな~って思っただけです。』


夜琉は、照れているような嬉しそうな顔をしていた。
それもまた、可愛いなって思った


『あっ!!中!!中は入りましょ!寒いですし、ごはんできてますから!!』


「あぁ、そうだな」


そう言って、夜琉が強引に中へ引きいれた



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