第2章 変わるために

「…この先、お前が夜琉を見守ってくれ。本当は俺が夜琉を引き取り一生を見守る義務があると思うが…その役目はお前に任せたい」


・・・なんだか、すごく上からのことを言った気がして、あたしも及川さんも無の表情をした。(๏_๏)←まさにコレ


「へん!!ウシワカ野郎なんかに言われる筋合いねえっての!!だいたい何夜琉ちゃんを自分のモノみたいに言ってんだよ!!今は夜琉ちゃんは岩ちゃんのモノなんだよ!!岩ちゃんのモノは俺のモノなんだよ!!!バーカバーカ!!!」


と、あたしを抱きしめて小学生みたいなことを言ってるよこの人・・・。どこのCV木村〇だよ・・・と思いながらあたしは及川さんの腕を潜り抜けた


「…岩泉は親だろ。俺は一生を添い遂げることを言っている。…そうか、岩泉のモノは及川のモノ…。ならばやはり俺が添い遂げるべきか…」


「違っげえよ!!なんでそうなる!!根本的にお前のモノじゃねえって言ってんだよ!!!」


『あの～、いい加減モノ扱いはやめてくださいお兄さん方』


「…ごめん」「…すまない」


2人が揃って謝ってくるからあたしは思わず噴き出した
同士て笑っているのか分からない2人を見ると、また笑えて仕方がなかった